雨漏りはなぜ見つけにくい?複雑な原因とプロの診断法
何度も修理をしても雨漏りが止まらない建物は多いです。実は雨漏りの原因の特定は見た目以上に複雑でその道のプロでも頭を抱えるほど難しい作業です。この記事ではなぜ雨漏りの原因の特定が難しいかについて掘り下げています。
雨漏り特定が困難な理由
①多様な発生源:
雨漏りは屋根だけでなく、壁、窓、ドア、あるいはその接合部の隙間からも発生する可能性があります。建物すべてに雨漏りの原因となる可能性があるのです。これらすべての部分を検討に入れなければならないため、調査が広範囲に及び原因の特定に数日要することも珍しくありません。
②隠れた損傷:
屋根のタイルやシートが外観上は問題なく見えても、下層に隠れた微細な亀裂から水が侵入することがあります。このような損傷は肉眼ではなかなか確認できないため、専門的な機材を使用して診断する必要があります。
③間接的な損傷:
雨水が直接的な原因でなく、例えば雨水が原因で他の部材が劣化し、それが雨漏りを引き起こすケースもあります。このように複数の因子が連鎖的に作用する場合、一つ一つの要因を紐解くことが求められます。
④設計の問題:
建物の設計ミスや施工時の不備も雨漏りの原因となり得ます。特に古い建物では、設計基準が現在のものと異なるため、現代の基準での評価が必要になります。
⑤季節的要因:
特定の気象条件下でのみ発生する雨漏りもあり、これが原因特定を困難にします。湿度が高い日や風が特定の方向から吹く日など、再現性が低い条件下での検証が必要です。
また上記以外にも結露や漏水が原因であることもあります。
一般的に雨漏りの調査では、目視調査、散水調査、ファイバースコープ調査など6種類の調査方法があり、それぞれ状況に応じて使い分けます。
このように雨漏りの原因特定には人員と時間が必要になるため、原因特定をきちんとしないまま当たりを付けて修理工事を行う業者もいます。雨漏りは原因をつぶさないと被害がどんどんひどくなるので、業者選びはとても重要です。
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